原作 :藤沢周平 監督・脚本 :黒土三男
出演 :市川染五郎/木村佳乃/原田美枝子/緒形拳 |
日本人っていいなぁ。
藤沢周平の原作作品を観るとそんな気持ちによくなります。。『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』ほんとに素晴らしかった!!
昔の日本人って、黙して語らず‥ってか、主張を行動で示すタイプが多いような気がする。。そこへ来たらこの僕‥。喋りも喋りなら、その喋りにあんまり意味がないっちゅうか。。いらん事はアホほど喋れるんだけどなぁ。。
この作品も、思いっきり泣きましたよ。。
20年間、同じ人を想い続けるってのも良かったんだけど、主人公が父親と同じ境遇に立ち、苦悩するってとこも味わいがありましたね。。
今でもそうであって欲しいと願いますが、この時代の人たちは自分の家族、血筋に誇りを持っていた気がする。それは、鼻にかけた『家の家柄は‥』とか言う感じのものではなく、やっぱ家族を先祖を敬い、大事に思う気持ちかなって思います。。それはけして対外的なものじゃなくて、自分のココロだけで処理すればいいもんなんだなぁ。自慢やエゴになってはいかん。この映画を観て、言葉にするのが必死なんだけど(笑)そう思いました。。
どんな言葉も藤沢さんの原作作品を前にしたらチープになる。。ほんとは辞めようと思ったのですが、尊敬の念で書かせていただきました。。
いい映画です。皆さんも是非ご覧ください。